2023.01.24今月の限定珈琲 商品番号037 エルサルバドル マラカラ農園 ブルボン
サンタアナ アパネカ ラマテペックは、エルサルバドルで良質なコーヒー産地として知られるサンタアナ火山の斜面にあり、火山性の土壌と太平洋の影響を受け素晴らしい微気候をもたらします。
農園の起源は130 年前の1888 年にさかのぼり、以後相続で農園を分割、マラカラ農園(Lote-A)は2005 年以降、ホセギジェルモ アルバレス氏とマリア デ ロスアンヘレス アルバレス プルネーラ(4 代目)へと引き継がれ、農園の管理、高品質のコーヒーの生産とマーケティングに従事しています。
ギジェルモ氏は生産者として最良のコーヒーを継続的に生産するため伝統を守り続けています。それは農園で働く人達を代々家族のように大切にする事です。農場には学校と診療所があり教育と健康への配慮、食事のサポートなど労働者のケアを維持しています。また、毎年かかさずピッカーの教育を行い良い報酬をし払う、農園で働く方々みなさんは期待に応えようと仕事をしより良い環境が維持されています。2003 年にはCOE 入賞も果たし、品質維持向上への意欲も進化し続けています。
近年ではデジタルマップを用いたアプリを活用し農園内の区画毎の土壌、木、葉の状態を分析管理する事で、適した栄養素の肥料散布をより効果的に行っています。 シェードツリーのメンテナンス、肥料、病害虫策・・・ どれか1つでも欠ければ良いコーヒーができないとの考えの元、全てに細心の注意を払っています。特にピッキングは重要で収穫後のチェリーは再選別を行います。それは皆の一年間の努力を無駄にせず最良のコーヒーを作る為のものです。
エルサルバドルにとってコーヒー産業は大きな役割を果たします。労働者の生活を守る為にもコーヒー生産を続けていくことが使命だともギジェルモさんは感じています。
前向きな姿勢、キメ細かな対応、ギジェルモさんの人柄がクリーンカップで甘くマイルドなコーヒーを作りだしているのだと感じざるを得ません。